WEF(一般社団法人 ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション)の公開シンポジウム第 6 回が、 3 月 31 日 18 時 30 分から 東京ウィメンズプラザで 開催されます。すばらしい講師陣なので、ご案内します。
登壇者は、ゴールドマンサックス証券㈱ のキャシー松井副会長と、H&Mジャパン代表取締役のクリスティン・エドマン氏。テーマは 「グローバル・エグゼクティブから日本女性と男性経営者へのメッセージ――ウーマノミクスへ向けて、キャリアと子育てを考える――」です。
シンポジウム企画の狙いは、世界的活躍にされる二人の女性リーダー、いずれも 2人のお子さんを育てながら要職をこなしておられるお二人に、子育てをしながらのキャリア構築を、どうマネージするか? そのための企業の環境や仕組みや風土はどうあるべきか? 子育ての達成感とは? をお話し頂き、この問題に悩んでおられる女性や企業幹部に、新たなヒントと展望を開いて頂くことにあります。 詳細は→ WEF第6回シンポジウムご案内
キャシー松井さんは、「ウーマノミクス」 の言葉の創出者で、「日本女性の就業率が男性並みになれば、日本のGNPは13%上昇する」 の試算で注目され、日本政府の 「女性の活躍支援」 にも影響を与えた方です。 日系二世としてカリフォルニアに育ち、ハーバード大学などで学位を取られ、世界的証券会社ゴールドマンサックス社でマネージング・ディレクターに抜擢され、現在、チーフ日本株ストラテジストとして活躍されておられます。2007年には、ウォールストリート・ジャーナルの ” 10 Women to Watch in Asia “ にも選ばれました。
H&Mのエドマン社長は、日本人とアメリカ人のハーフとして日本で育ち、米国さらにスエーデンで経営大学院に学んで、H&Mの日本進出に合わせて日本での活躍を始めた方です。スエーデンは、世界で最も女性が働きやすい、あるいは男女の区別なく、家庭を大事にし仕事も大事にする国として知られていますが、エドマンさん自身も、米国とは違うスエーデンの働き方に大いに触発され、H&Mの企業カルチャーの中で、日本でも、フラットで自由な組織運営のリーダーとして活躍しておられます。 H&Mが世界最大規模のファスト・ファッション企業として成功している背景についてもお話しいただく予定です。
キャリアと子育ての問題に悩んでおられる、あるいはチャレンジしておられる女性の方々、またこの問題の発展的解決策を求めておられる企業幹部に、多くのヒントがあると確信しています。
参加料は 3000円、お申し込みは、 info@wef-japan.orgまで。