謹 賀 新 春  2025年元旦

Pocket
LINEで送る

新しい年、力強い初日の出に 新年への思いを新たにされた方も多いことと思います。

今年はどんな年になるのか? 米国の新大統領の就任、世界各地で激化する戦争、地球環境問題の展開、そして何よりも、「人とA Iの共存」がどんな方向に向かうのか? まさに 「不確実」 「不透明」 という言葉がぴったりの年のスタートです。

ことしの干支は乙巳(きのと・み)。一体どんな年なのか。私が尊敬する東洋思想研究家 田口佳史氏の見通しは、次のようなものです。

前年(2024年)は「甲辰(きのえ・たつ)」。この「甲」は、革新の実現の為に決断し、歩み出したところを表わした文字です。「辰」は歩み出した当初の悪戦苦闘を表わしています。 以上が昨年です。(なるほど、思い当たることが色々あります。)

では2025年の 乙巳(きのと・み) はどうか?

「乙  きのと」では 前年の歩みが、いよいよ地表に出ます。地表の厳しさ、激しい風雨、寒暖など 予想以上でしょう。したがって真っ直ぐに伸びることができずクニャクニャと 折れ曲っているところを表わしています。しかしこの厳しさが大切です。 地表が揺れればゆれるほど、しっかりと締まってくるのが地下の根っ子です。 しっかり立つ為には必須のことです。

「巳   み」は 冬に地下で過した蛇が外に出てきたことを表わします。相変わらず革新に対する抵抗は強いが、堂々と正論を貫けば思い通り進むことができます。

「乙巳」 革新の薄い年月は心地良いが弊害も溜まる。そこで革新が要求されるが旧勢力の抵抗は強い。めげずに堂々と正論を貫けば宜しい。したがって正論の 用意と覚悟次第の年である、と。

 今年の干支については 「草木の生命力と、神様の使いで不老不死のシンボルともされる蛇とが合わさって、再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展してゆく縁起のいい年」とする人もあります。脱皮を繰り返しながら成長する蛇は、「成長」「再生」「変革」の 象徴です。また、ヘビには鋭い直感力や深い洞察力があるとも言われ、特に思慮深く、慎重に物事を進める年とされています。

 

難しい課題は山積の2025年ですが、「変革」による「成長」を信じて、物事の本質を見極めながら、しなやかに脱皮を繰り返してゆく年になることを願っています。

そして私自身の今年のモットーは、仕事は楽しく、生き方はスローライフに、に決めました。          End