明けましておめでとうございます。 本年の皆さま方のご多幸をお祈りいたします。
コロナ・パンデミックも3年目に入ります。今年こそは、地球という星の諸事象(コロナ以外にも世界中で色々困難な問題がおこっています)が、より良い方向に進むことをひたすら祈る新年です。たとえウィズコロナ状態が続くことがあっても、世の中が落ち着きをとりもどし、人と親しく会うことが出来、人々が生きる幸せを確かめられる年になることを心から願っています。会いたい人に会えること。それが何よりの喜びだと知りました。
私自身の21年は、サステナビリティの問題を中心に経産省委員や講演などで忙しく過ごしましたが、コロナで様々な物事の“本質”が炙り出される中、ファッション・ビジネスのありようも、また企業のありようも、大きく変わらねばならないことを痛感した1年でありました。
あらめて見直したのは、米国FastCompany誌が掲げた「次なる25年の 新“ビジネス新ルール”」です。
1.働く場に民主主義を―すべての人に平等かつ公正な働く機会を
2.コミュニティに投資せよー地域社会、所属集団や独自の顧客を重視し育てよう
3.パーパスを明確に定義せよー企業の存在目的に社会問題の解決を入れよう
4.真実・本物であれー粉飾ない真実と本物、透明性ある製品やサービスを
5.好奇心が「通貨」ー電子情報をこえた「人」の好奇心こそ新たな創造に
6.変化が「常態」=常に変わるー変化は絶えずやってくる、変化が進化の糧
これは起業家のバイブルとされるFastCompany誌が、1995年創業に際して掲げた「4つのビジネス新ルール」の未来展望が非常に的確であったことから、25周年を期して、次なる25年の新・新ルールとして、2020年秋に発表したものです。
(詳細は当ブログ 2020.12.24付けをご参照ください。
https://yoko-ohara.com/archives/date/2020/12)
2022年のフッション・ビジネスが、新たな方向に、力強く歩を進める年になることを祈念しています。
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